【モジュールの使い方】service
機能
serviceモジュールを使用することで、hostsで指定したサーバで以下のような操作を実施できる
- サービスのstart/stop/restart/reload
- サービスのenable化/disable化
使用例
サービス起動及び自動起動設定
- nginxサービスを起動させ、enable(有効状態)とする
- hosts: all become: yes tasks: - name: Strat and enable nginx service : name: nginx state: started enable: yes
主なパラメータ
パラメータ | 必須 | デフォルト値 | 選択肢 | 説明 |
---|---|---|---|---|
name | ● | サービスの名前 | ||
enable | yes/no | 起動時にサービスを開始するのか設定 yes:enable(有効)状態 no:disable(無効)状態 注:stateの設定とenableの設定どちらかの1つの設定が必須 |
||
state | reloaded restarted started stopped |
サービスの操作内容を指定 注:stateの設定とenableの設定どちらかの1つの設定が必須 選択したinitシステムが正常に動作しない場合でも、サービスが開始されて無ければ「reloaded」によってサービスが開始されることに注意してください。 |
全パラメータ
パラメータ | 必須 | デフォルト値 | 選択肢 | 説明 |
---|---|---|---|---|
arguments | コマンドラインで提供されるつい引数 systemdでリモートホストを使用している間、この設定は無視されます。 エイリアス:args |
|||
enable | yes/no | 起動時にサービスを開始するのか設定 yes:enable(有効)状態 no:disable(無効)状態 注:stateの設定とenableの設定どちらかの1つの設定が必須 |
||
name | サービスの名前 | |||
pattern | serviceがstatusコマンドで応答しない場合:ステータス結果の代用としてpsコマンドの出力が表示されるように、検索するsubstringに名前を付けます。 文字列が見つかった場合:サービスが開始されたとみなされる systemdでリモートホストを使用している間、この設定は無視されます。 |
|||
runlevel | "default" | OpenRC initスクリプト(Gentooなど)の場合のみ このサービスが属するrunlevel systemdでリモートホストを使用している間、この設定は無視されます。 |
||
sleep | restartの場合、stopコマンドとstart開始コマンドの間にこの数秒間sleepします これは、プロセスを停止の通知直後に終了する、動作の悪いinitスクリプトを回避するのに役に立つ すべてのサービスマネージャがスリープをサポートしているわけではありません。 systemdを使用する場合、この設定は無視されます。 |
|||
state | reloaded restarted started stopped |
サービスの操作内容を指定 注:stateの設定とenableの設定どちらかの1つの設定が必須 選択したinitシステムが正常に動作しない場合でも、サービスが開始されて無ければ「reloaded」によってサービスが開始されることに注意してください。 |
||
use | "auto" | serviceModuleが実際にシステム固有のモジュールを使用します。 通常は自動検出は、この設定により特定のモジュールを強制できます 通常、「ansible_service_mgr」ファクトの値を使用し、一致するものが見つからない場合は古い「service」モジュールにフォールバックします。 |
ドキュメント
【Ansible Documentation】Service Template